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株式会社トーハンと、顔認識AIソフトウェアによる 書店向けマーケティング・プロモーション施策 "AI書店員" を共同開発

店舗用デジタルサイネージ型システムとして、11月6日より店頭での実証実験を開始。
顔の映像から性別、年代、表情を瞬時に推定し、お薦めの書籍を表示

株式会社sMedio (本社:東京都中央区、代表取締役社長 岩本定則、東証マザーズ: 3913、以下sMedio)は、株式会社トーハン (本社:東京都新宿区、代表取締役社長 藤井武彦、以下トーハン)と共同で、顔認識AI技術を応用した書店店頭用デジタルサイネージ型システム「AI書店員」を開発し、本日 11月6日より、ブックファースト新宿店において実証実験サービスを開始しました。

「AI書店員」は、トーハンの「ほんをうえるプロジェクト」における、書店店頭でのIoT、AI技術によるプロモーション施策「マクルーハンの本棚」の第2弾として、トーハンと共同で企画、開発しました。sMedioは、顔認識AIを搭載したサイネージシステムの開発全般を担当しています。

本施策用のシステムは、店舗用デジタルサイネージシステム(小型PC、カメラ、32インチモニタ)に顔認識AIソフトウェアを搭載したもので、デジタルサイネージの画面を見ている人物の顔の映像から、性別、年代、表情を瞬時に推定し、表示内容を変更することが可能です。表示内容の判定は顔認識AIによるリアルタイムの映像解析をもとに行われ、個人を特定したり、映像を録画・保存しないようにプライバシーには配慮しています。

「AI書店員」では、顔認識AIの検出対象を、あえて画面正面に立っている1名の視聴者のみに限定。デジタルサイネージの表示も対話型の内容とすることで、視聴者一人一人に最適なお薦め作品を表示できるようになっています。これにより、リアル店舗でのプロモーションならではの、ゲーム感覚で楽しめる体験型ショッピングに寄与します。

今回のプロモーションは、複数企業のコラボレーション企画として、店内のアガサ・クリスティー作品フェアと連動したかたちで実施されています。株式会社早川書房(本社 : 東京都千代田区、代表取締役社長 早川浩)が数十点のアガサ・クリスティー作品から、性別、年代、表情にあわせたお薦めのタイトルを選定しています。また、AXNミステリー(株式会社ミステリチャンネル、本社: 東京都港区、代表取締役社長 滝山正夫)提供によるプロモーション映像も表示されます。

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sMedioは今後もトーハンとのパートナーシップを強化し、「AI書店員」をはじめとするAI、画像認識システムによる店頭マーケティング、プロモーション施策を拡張していく予定です。また、本実証実験から得られた結果をもとに、リアル店舗におけるAI、画像認識システムのデジタルサイネージ、リテールマーケティングへの応用を広げ、様々な商品・サービスを展開してまいります。

【参考資料】株式会社トーハン ほんをうえるプロジェクト「AI書店員」プレスリリース
http://www.tohan.jp/news/20171106_1090.html

【参考資料】AXNミステリー 特集「アガサ・クリスティーからのXmasプレゼント」「AI書店員」コラボレーション プレスリリース
https://www.mystery.co.jp/sites/jp.mystery/files/20171106.pdf

sMedioについて
sMedioは2007年の設立以来、マルチメディア、無線接続技術関連ソフトウェアの開発力で高い評価を獲得しているソフトウェア開発会社です。「デジタルトランスフォーメーションの加速」をミッションとし、近年はAI(人工知能)による映像解析、IoTプラットフォーム製品、セキュリティ関連技術に事業分野を広げ、ソフトウェアによる新たな価値の創造に取り組んでいます。

※このニュースリリースに記載されている会社名および製品・サービス名などは、各社の登録商標または商標です。

問い合わせ先
株式会社sMedio URL http://www.smedio.co.jp/
担当:馬場・宇佐美 e-mail: press@smedio.co.jp TEL:03-6262-8660 FAX:03-5540-0211
〒104-0033 東京都中央区新川2-3-1 セントラルスクエア8階

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