sMedio AI Technologies

特徴

sMedioのAI製品は、画像解析をベースに機械学習を活用した認識技術です。クライアントから、エッジ、クラウドに至るまで様々なレイヤーでの組み込みを可能にしました。また、スマートフォン、PC、組み込み機器と、Windows, Mac, iOS, Android, Linux等、様々なプラットフォームに応じたご提供を行います。
お客様の用途に応じてカスタマイズができる設計となっているため、活用シーンに合わせた柔軟なチューニングが可能です。

 

sMedio Face Detector

sMedioの顔認識技術の基本となる顔の検出、検出された顔の識別を行います。
静止画像の中から人間の顔の特徴を解析し、個人の顔の特徴量を瞬時に解析します。人物の識別に活用が可能です。

sMedio Face Detector
高精度の顔認識、顔識別
  • 1検出した顔情報を、登録済みの顔情報データベースを用いて検索します。顔の類似度により、個人の特定や、不審者の検出が可能です。
  • 2東洋人のデータでFine Tuningを積み重ねることで、アジア人の認識精度に強いエンジンを提供します。
  • 3機械学習を繰り返すことで、個人の識別率は常に向上しています。
  • 4組み込み機器、PC、スマホなど、様々なプラットフォームに移植が可能です。
sMedio Face Detector
顔の向きを自動補正
  • 1顔を検出する際、顔の画像から正確に目、鼻、口の位置を取得し、顔を検出します。
  • 2顔のパーツの位置から顔の位置を補正することで、様々な角度の顔の画像から個人の識別率が向上します。
 

sMedio Emotion Recognition

検出された顔のイメージデータを解析し、人間の感情を数値化し、検出します。「怒り(Angry)」「嫌気(Disgust)」「恐怖(Fear)」「幸せ(Happy)」「悲しみ(Sad)」「驚き(Surprise)」「通常(Neutral)」の7つの感情を検出します。

sMedio Emotion Recognition
画像データから表情を解析
  • 1検出した顔の画像を機械学習で解析し、7つの表情を識別します。
  • 2東洋人のデータをFine Tuningを積み重ねることで、アジア人の認識精度に強いエンジンを提供します。
  • 3組み込み機器、PC、スマホなど、様々なプラットフォームに移植が可能です。
  • 4検出する表情は用途に合わせてカスタマイズが可能です。
sMedio Emotion Recognition
表情を数値化
  • 1機械学習を用いて、顔の画像に7つの感情の検出度を取得します。
  • 2検出度を解析することで、表情の強さを推測することも可能です。

他のAIエンジンの組み合わせも可能
 

sMedio Gender Recognition
sMedio Age Recognition

膨大な機械学習の結果を使用し、画像の中から検出された顔に対する性別と年齢を推定します。
年齢は、0〜9歳、10〜19歳、20〜29歳、30〜39歳、40〜49歳、50〜59歳、60〜69歳、70歳〜 の8つの年齢層を推定します。

sMedio Gender Recognition / sMedio Age Recognition
年齢・性別を推定
  • 1演算を際限まで最適化。年齢と性別を瞬時に推定します。
  • 2推定する年齢層は、用途に応じてカスタマイズが可能です。
  • 3東洋人のデータをFine Tuningを積み重ねることで、アジア人の認識精度に強いエンジンを提供します。

他のAIエンジンの組み合わせも可能
  • 1sMedio Gender Recognition、 sMedio Age Recognition を単体で利用することも可能です。また、sMedio Emotion Recognition と組み合わせて利用することも可能です。
 

sMedio Motion Recognition

動画の中で動いている物体を検出します。その物体の中から人間の動きだけを検出し、「立つ」、「座る」、「歩く」、「走る」、「転倒する」といった人間の「動き」を検出します。

sMedio Motion Recognition
「動き」を検出
  • 1検出する「動き」の対象は、「人間」に限定せず、「動物」や、 「車」など、「動く」ものの対象を増やしてゆくことも可能です。
  • 2今後、検出する「動き」の種類も順次対応予定です。
 

sMedio Object Tracker

動画の中で動いている物体を検出します。例えば、その物体の中から人間の動きを識別し、人間の導線をトラッキングすることができます。動画の中に複数の人物が存在しても、全員の動きをトラッキングすることが可能です。動きのトラッキングと同時に人物のカウントも行います。

sMedio Object Tracker
オブジェクトの動きを追尾
  • 1動画の中で検出されたオブジェクトの動きを検出し、動画の外に出て行くまでをトラッキングします。
  • 2トラッキング対象は人だけではなく、車、バイク、動物といった、動く「Object」全般への拡張が可能です。
  • 3演算量をチューニングすることで複数のオブジェクトのトラッキングが可能です。
  • 4人間をトラッキングする場合、人物が数多く存在する場所と人数をカウント、集計処理まで自動実行します。
  • 5複数台のカメラ入力にも対応できます。
 

活用事例

店舗の中の活用例

店舗の中の活用例

店舗の監視カメラに、sMedio Gender Recognition、sMedio Age RecognitionsMedio Emotion RecognitionsMedio Object Trackerを組み込むことで、お客様の動きを数値化し、売り場の改善に役立てることができます。

sMedio Gender Recognition
sMedio Age Recognition
-顧客層の分布を自動的に把握し、売れ筋商品の分析に役立てることができます。
sMedio Emotion Recognition
-お客様の表情から、商品の人気度を自動検出します。
sMedio Object Tracker
- 売り場ごとのお客様の導線を検出し、売り場の配置の検討に活用します。
- 集客が多い時間帯を把握し、時間軸に沿った販売計画を立てることができます。

自宅の中の活用例

自宅の中の活用例

ロボットへ sMedio Face DetectorsMedio Emotion RecognitionsMedio Motion Recognition を組み込むことで、人間とロボットのインタラクティブなやりとりが可能になります。

sMedio Face Detector
-ロボットが対話する人物を識別し、子供の帰宅を検出すると両親のスマホに通知を出します。
-登録されている人物以外を検出すると、不審者として警告を出します。
sMedio Emotion Recognition
-ロボットが対話中の人物の表情を読み取り、対話内容を判断します。
sMedio Motion Recognition
-ロボットがおじいちゃんの転倒を検知し、家族のスマホにお知らせします。
     
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